おつかれさまです。
この記事ではVisualStudio用の .gitignore ファイルを自動生成する方法を紹介していきます。
そもそも .gitignore ってなんなの?
ソフトウエアをチームで開発するとき、ソースコードの共有・バージョン管理等が必要となるので当然のようにgit等でリポジトリを作って開発するのが最近のスタイルです。
途中からプロジェクトに入ったりすると誰かがすでにリポジトリを作ってくれているので何も考えずにリポジトリをcloneして開発を始められるので楽ちんなんですけど、いざ自分が最初からプロジェクトに入っていて、しかもリポジトリの作成からしないとならないとなると、最初に考えなくてはならないので.gitignoreと呼ばれるファイルの作成。
このファイルを管理したいフォルダに置いておくと、.gitignoreファイルの中で指定されたファイルはgitによるファイルの追跡がされなくなります。
VisualStudioでアプリケーションを作成する際、ソリューションフォルダの中にはソースコードのほかにコンパイル過程で生成された中間ファイルやデバッグ用ファイル、さらには開発者のIDEのカスタマイズ設定(テーマとかキーマップとか)まで含まれています。
これらまでgitで管理してしまうと、リポジトリからpullしてくるたびに自分の環境設定まで変わってしまったり、必要のない中間ファイルまで取得することになってしまいます。だいいち、ストレージもネットワーク帯域も無駄ですよね。
そのため、コーディングに関係のないファイルをgitに登録しないように無視するために.gitignoreファイルを置く必要があるのです。
じゃあ .gitignoreファイルってどう作るの?
.gitignoreファイル自体は中身はテキストで記述されているのでテキストエディタで編集することができます。しかしVisualStudioで使用されているファイルの種類は多岐に渡るので、それらの必要・不必要を漏れなく記述するのは結構大変だと思います。なので、以下の1コマンドで自動生成しちゃうのがおススメです。
dotnet new gitignore
これだけです。これでdotnetの中の人が.gitignoreファイルを自動生成してくれるのです。
それ以外にはサイト上で.gitignoreを自動生成してくれて、それをダウンロードできるようなサイトもあります。
ちなみにgithubでも標準的なVisualStudio向けの.gitignoreが公開されていますので、これをベースにチームのカスタマイズをするのでも良いでしょう。
https://github.com/github/gitignore/blob/master/VisualStudio.gitignore
以上、3パターンほどVisualStudio向けの.gitignoreファイルの生成方法を紹介してみました。
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